日本外科代謝栄養学会第60回学術集会

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会長挨拶

日本外科代謝栄養学会第60回学術集会
比企 直樹
(北里大学医学部 上部消化管外科学 主任教授)

ベッドサイドで知恵を絞る―クリニカルクエスチョンを解き明かす―

 伝統ある日本外科代謝栄養学会の第60回記念大会を担当させて頂くこととなり、身の引き締まる思いであります。日本外科代謝栄養学会は私を育てて頂きました東京大学第三外科が最も力を入れていた学会のひとつであり、同医局の林田健男教授、福田保教授、田中大平教授、近藤芳夫教授、大原毅教授、上西紀夫教授、瀬戸泰之教授により育てられた学会でもあります。この伝統を引き継ぐ立場として、何をテーマにしようかと悩みましたが、「患者さんが最も困っていることをベッドサイドで学びとり、ここで知恵を絞り、それをクリニカルクエスチョンとして解決してゆくこと」、これが先輩方々からの教えであったことから、このテーマをメインテーマとして選びました。多くのベッドサイドの疑問を投げかけ、深くディスカッションを行い、未来へつなげる学会としたいと思いますので、ひとりでも多くの医師・パラメディカルの方々の参加をお願いしたいと存じます。
 また、今回はアジア代謝栄養学会ASSMNとの合同開催となります。これらのクリニカルクエスチョンが世界ではどう考えられているかを勉強するいい機会となりますので、若い先生方も是非ご参加頂きたいと思います。

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